タークス・カイコス諸島(Turks & Caicos Islands)旅行記 〜 カリブ海に浮かぶ世界有数の絶景リゾート〜

OVERSEAS

コロナワクチンが普及し、ポストコロナが少しずつ見えてきた今、コロナ禍で強いられた環境変化に適応べく頑張った自分へのご褒美として、美しいビーチリゾートで思いっきりリラックスしたい!!

そう考えた筆者は2021年夏、アメリカから飛行機で3時間ほどの場所にある、カリブ海の英国領タークス&カイコス諸島に、コロナ以降初の海外旅行に行ってきました。旅先でのコロナウイルス感染の恐怖はありましたが、タークス&カイコスや米国CDCの定める入国ルールに従うことで、ある程度リスクは軽減できるかなと判断し、今回の旅行の滞在先に選びました。

結論から言うと、人生でこれまで訪れたどのビーチよりも、海と砂浜の綺麗さでダントツNo1だと思いました!誇張なしです。「クリスタル・クリアー」「ターコイズ・ブルー」という表現はタークス&カイコスのためにあると言っても過言ではない! 砂浜は粒度の細かい真っ白でサラサラの砂。波もとても穏やかで、水温も適温。文句なしのビーチリゾートではありませんか!

実際にトリップアドバイザーによる「Travelers Choice世界のベストビーチ2018」で、タークス&カイコスのProvidenciales島にあるGrace Bayビーチは名誉ある世界No1ビーチに選ばれています。

アメリカから近く、通貨は米ドル、言語も英語ということで、国内旅行感覚で行けるのも嬉しいです。絶対にリピートしたい場所になりましたし、他の人にも自信を持っておすすめできると思いました。

こんな美しい場所をなぜ今まで知らなかったのか?とショックを受けると同時に、フロリダ半島やメキシコのカンクン等に比べると、アメリカ在住の読者の皆さんにとっても馴染みのないビーチリゾートだと思いましたので、今回旅行記という形で紹介したいと思いました。

・そもそもどこにあるの?
・どうやって行くのか?
・何をして過ごす?
・何が美味しい?(筆者にとっての重要項目)
・コロナ対策は?

本記事では筆者の実体験とVisit TCIサイトの情報を元に、上記の疑問にお答えししつつ、気になる新型コロナウィルス対策についても記載したいと思います。読者の皆さまの次の旅行の計画に役立てば幸いです。

タークス&カイコスってどんな所?

地理

北米大陸と南米大陸に挟まれたカリブ海には様々な国と地域が点在していますが、その中でも英国領タークス&カイコス諸島はドミニカ共和国やハイチ共和国のある島から北へ100マイル(160km)、フロリダ半島の南西575マイル(925km)に位置しています。

8つの主要島(うち6島が有人島)と多数の群島で構成されており、それらを合わせた領土の広さは616.3平方キロメートル。国土地理院の情報によると、沖縄県が2,282.52平方キロメートルなので、沖縄の3分の1にも満たないサイズの諸島です。

気候

気温の幅は24℃から35℃、平均気温27℃と、年間を通じ温暖で大きな四季の変化はありません。5月から10月が「暑い」時期で、11月から4月が「涼しい」時期と言われますが、実際二つの時期の月間平均気温の違いは5.5℃程度に過ぎません。

訪問者の多くは北半球の冬にあたる「涼しい」時期に訪れるとのことです。

現在のタークス&カイコスの天気はこちら

降水量とハリケーン

降水量の年平均が83.82cmと、カリブ海の中でも最低レベルの降水量です。年間350日は晴れると言われますが、実際のデータでもそれは事実であるようです。雨は主に4月から7月に降りますが、それでも1〜2回のしっかりした雨かハリケーンで年間降水量のほとんどがもたらされます。筆者が訪問したのは9月で、午後に軽い通り雨が降りましたが、15分ほどですぐに晴天に戻りました。

一番気になるのハリケーンですよね。カリブ海に浮かぶタークス・カイコスは時にハリケーンの通り道となります。直撃を受けると甚大な被害が発生することもあり、しばらくは旅行が難しくなります。一般的には6月から11月がハリケーンシーズンと言われていますが、過去タークス・カイコスへ直撃したハリケーンは8月の後半から9月中旬に集中しています。筆者はまさにこのシーズンに訪問したので、ギャンブルではありましたが、その分ホテルなどは割安になります。

UV(紫外線)

かなり強いです。Visit TCIサイトにも記載されていますが、UV指数12ということで、15分外にいれば日焼けするレベルです。筆者はその情報を把握しておらず、普通のビーチ程度の日焼け対策だったので、30分程度のカヤックでかなり焼けました。日焼けしたくない方は、スポーツタイプの汗水に強い日焼け止めを1時間おきくらいに塗り直すくらいの意気込みが必要かも知れません。

(日光浴を楽しむタークス&カイコスのトカゲ。希少なイグアナも生息しているようです。)

人口

44,543(2020年推定値)
人口の大部分がProvidenciales島に住んでいる。

通貨

米ドル(USD)

言語

英語



電圧

120v, 60Hz (アメリカと同じプラグ)

旅行シーズン

年間を通じて温暖な気候、海水温のタークス&カイコスですが、人気のシーズンは12月〜5月。北半球が寒冷でビーチリゾートの需要が高まる、ハリケーンのシーズンではない、暑過ぎないことが要因です。ただしその分ホテル料金やアクティビティの料金が高くなります。

8月〜9月 現地の方によると夏休みの親子連れが多い時期とのこと。年間で最も暑い時期なので、激しいアクティビティには注意が必要で、ハリケーンのリスクが一番高い時期にもなります。その分、少し旅行代金が下がります。

10月〜11 月 オフシーズンで、ホテルが割引価格を設定している可能性もあり。ただし現地の方によると閉まるお店もあるようです。

タークス&カイコスへの行き方

世界のNo1ビーチに選ばれたGrace BayビーチのあるProvidenciales島に、国際線が到着するProvidenciales国際空港(PLS)があります。Visit TCIサイトで出到着便を見ると、どの都市からどの航空会社が運行しているか大まかに知ることができます。

アメリカからは西海岸を除く主要都市からフライトがあるようですが、ニューヨークからはユナイテッド(ニューアーク)、ジェットブルー(JFK/ニューアーク)が運行しています。
また別の手段としてクルーズ船での寄港もあるようです。

PLSから国内線に乗り継ぎ、タークス&カイコスの島々に渡ることができます。

英国領ですので、アメリカ在住の方もパスポートをお忘れなく。

Providenciales島 島内交通

レンタカー、タクシー、Conch Cab*、レンタルバイク・サイクルなど

*Conch CubはProvidencialesの主要部分をカバーする、タクシーよりも廉価で、事前にWebから予約することで運賃も事前に知ることができるキャブサービス。(簡易版Uber、Lyftのようなものだと思います)。筆者が訪れた際はコロナの影響か営業休止中でしたが、2021年10月から再開されたようです。

タクシーの注意点
流しのタクシーは無いので、電話やメールで呼ぶ必要があります。また車内にはメーターの設置が無いので、必ず乗車前に運賃の確認・交渉をすることが必要です。筆者は一度事前確認をせず、降りる時の言い値で払うしかない状況になったのですが、同じ距離でもドライバーによって結構運賃に違いがありました。

Visit TCIサイトによると、運賃は一人あたりなのか、乗車する人全員分なのか?必ず乗車前に合計運賃額を確認するようにと書かれています。

空港からホテルへ
乗合タクシー(バン)を使いました。タクシースタンドに行き、スタッフにホテルの名前を伝えます。同じ方面のホテルに向かうグループが何組か集まるとタクシーは出発します。 筆者はGrace Bay方面に向かうグループのバンに乗り、一律料金で2名$35だったと思います。現金支払いが必要です。

(写真)空港からの乗合バン

島内のタクシー移動
ホテルから出発するときは、玄関でタクシーを呼んでもらいます。乗る前にどこに行きたいかを伝えて値段を確認。筆者はほぼホテルから徒歩圏内で過ごしたので、レストランに行く時に一度しかタクシーを使いませんでした。

レストランから戻る時は、レストランで呼んでもらうか、自分で電話などで呼ぶか、別の客を乗せて来たタクシーに乗ると言った選択になります。
参考としてGrace Bayの宿泊ホテル – Da Conch Shack(レストラン)間(片道11.6km)の往復に約$70超かかりました。料理代より高くなりました(汗)。

上記のようにタクシーは割高で、明瞭会計とは言いがたく、不便でもあるので、島内を自由に見て回りたい場合は、レンターがおすすめだとVisit TCIサイトでは伝えています。

Providenciales島内移動手段についての参考ページはこちら(英語)

何して過ごす? みどころ & アクティビティ

今回はProvienciales島に絞ってご紹介します。

ビーチでのんびり、まったり過ごすのも最高ですが、各種マリンアクティビティも充実しています。シュノーケリング、ジェットスキー、サーフィン、パラセーリング、釣り、スキューバダイビング、カヤック、ヨット、ウィンドサーフィンなどなど、数えきれないアクティビティがあり、ホテルを通じて申し込んだり、Visit TCIサイトを通じて現地の業者に申し込むことも可能です。

(手前:カヌーや立ち漕ぎボード 奥:子供の遊戯設備が設置されたボート)

筆者はアクティブ派ではなく、旅の最大の目的がリラックスだったので、ホテルのビーチで貸してくれるカヤックを30分ほど楽しみ、あとは気が向いたら海で泳ぐ程度でしたが、透明度の非常に高い海なので、水面の上からでも足元に泳ぐ色鮮やかな魚たちがよく見えました。シュノーケリングやダイビングはタークス&カイコスの自然の美しさを存分に味わえるアクティビティなのではないでしょうか。

(海水の透明度が非常に高く、まさにクリスタル・クリアー、海底を泳ぐ魚も見えます!)

またリゾート地の定番ですが、心身を整えるのためのスパ、ヨガ、美容サロンなども、この美しい環境で行えば、効果が増すこと間違いなし。

島内の自然を散策するのも一つでしょう。島内には個性あるビーチがたくさん有るだけでなく、海を眺めるハイキングコースバギーで島内を回るツアー、海岸沿いで乗馬を楽しむアクティビティもあるようです。

あと少し豪華にランチクルーズサンセットクルーズクルーズというのも洋上で大切な人と忘れられないひと時を過ごせそうです。

Visit TCIサイトのこちらのページでは、他にもたくさんのアクティビティが紹介されています。

COVID-19について

【免責事項】
実際に旅行される場合、必ず読者ご自身でTCI Assured サイトVisit TCIサイト、およびCDCのサイト等で最新の情報を確認ください。以下に記載する情報は、2021年9月時点の情報であり、変更となる場合があります。また本記事ではワクチンやCOVIDテスト、証明書類の要件などに関し、詳細は割愛し概要のみ紹介しております。詳しい情報は必ずご自身でご確認ください。

筆者が旅行した2021年9月に成人が米国からタークス&カイコスに渡航し、アメリカに再入国するためには、以下の条件を満たす必要がありました。

タークス&カイコスへの入国
①16歳以上の旅行者については、承認済みコロナワクチンを各社で必要とされる接種回数(JJは1回それ以外は2回)接種し、最後の接種から14日が経過している。
②入国日の3日前以降にCOVID-19テスト(PCRまたは、Antigen[抗原-鼻咽喉サンプルであること])を受け陰性と証明されている。自宅での検査キットやAntibody[抗体]テストは不可。
③現地の医療費、島外への救急搬送などをカバーする旅行保険を購入すること。
④上記①から③の証明をTCI Assured サイトに入国24時間前までにアップロードし、入国承認を得ること。この入国承認がないと飛行機に搭乗できませんが、入国を保証するものではありません。

筆者は①についてはCDCのVaccine Record Card(ワクチン記録カード)の写真をアップロード。

②はCVSでAntigenテストを受けました。出発3日前の朝、アポイントを取って検査しました。1時間以内にメールで検査結果を伝えるPDFが送られてきたので、そのPDFをアップロード。健康保険で無料でしたが、事前に検査結果判明までの時間を考慮して計画的にポイントメントを取りましょう。旅行者向けの短時間で結果が判明するRapidテストについては、検査機関によっては健康保険が効かず高額になることがあり注意する必要があります。

③は旅行保険比較サイトでBerkshier HasawayのTravel Protection保険を購入しました。万が一海外で新型コロナウイルスに感染した場合、医療費がどれだけかかるか未知数なので、保険は大事だと思いました。こちらも旅行保険のPolicy DetailのPDFをアップロード。

④については、①〜③が全て揃わないと、TCI Assuredサイトで申請が進められないので、全ての証明書が出揃った出発3日前にアップロードし、提出後24時間以内にAuthorisation(入国承認)がメールで送付されてきました。以下はAuthorisationの一部抜粋。

タークス&カイコスへのスムーズな入国のために、①〜④の証明全てを印刷しハードコピーで持参することを強くおすすめします。専門の担当者が、入国者一人ひとりの書類を目視で確認するので、紙に印刷して綺麗に並べておくと、確認作業でモタつかずに済みます。電子で保存している入国者で、モタついて焦っている人がいたので。。

これらの事前準備は少し大変でしたが、タークス&カイコスへ向かう飛行機には、少なくとも出発3日前まではコロナ陰性が確認できており、ワクチンを接種済みの人しか搭乗していない、そしてタークス&カイコスのワクチン接種率が70%を超えている(ロイターによる)ことを考えると、混み合ったニューヨークの地下鉄で不特定多数の人と同乗するよりもリスクは低いのかも知れないと個人的に思いました。

島内では
公共の場所でのマスク着用、バーやクラブに入店する場合はワクチン証明とID要、深夜1AM-5AMは外出禁止(curfew)など。このあたりはニューヨークとは大差ないですが、最新情報はこちらからご確認ください。
アメリカへの空路入国 (2021年12月18日更新)
①
入国日の1日前以降に受けたCOVID-19テスト(Viral)の陰性証明書(ワクチン接種有無に関わらず)
②(非米国市民・非永住者)米国から有効と認められたワクチン証明
③宣誓書に署名し、航空会社へ提出
2021年12月6日以降の取り扱い[CDC資料]

タークス&カイコスでは、多くのホテルで観光客が利用できるAntigenテストを提供しています。筆者が泊まったホテルではテストの受付時間帯が限られていて、隣接するSeven Stars Resortの方が、受付時間帯が長く、費用も安かったので($50/一人)、Seven Stars Resortのテストサイトでテストを受けました。事前にホームページからアポイントメントを取得します。

テスト当日はアポイントがある旨告げ、テスト用の小部屋でテストを受けました。5〜10分で結果が分かり、陰性証明書を発行してもらえました。これでアメリカ行きの飛行機に乗れる!と心底安心しました。

航空会社によっては事前に陰性証明を所定のリンクからアップロードする必要があるようですが、筆者の場合は、アメリカ行きの航空会社のカウンターで宣誓書とともに提示する手順でした。

ホテル

Providentiales島の多くのホテルやレストランは、島内屈指の美しさを誇るGrace Bayビーチに集中しています。ホテルはメキシコのリゾートに比べると割高ですが、Grace Bayビーチの中でも比較的エコノミーなホテルも探すことができます。

今回自分へのご褒美としての久しぶりの海外旅行ということと、徹底してリラックスすることを主な目的にしていたので、ホテルもこだわりました。コロナ期間中ずっと貯っていたクレジットカードのポイントを「清水の舞台から飛び降りる」つもりで一気に使用して、Ritz-Carlton Turks & Caicos に宿泊しました。

(オーシャンビューのお部屋からの眺め)

ホテルは2021年6月に開業。館内も屋外設備もピカピカで綺麗だったのが嬉しかったです。開業後3か月しか経っていないことから、オペレーションが心配な面はありましたが、さすがRitzです。心地よいホスピタリティで、特に不満のない快適な滞在ができました。

(オープンエアーのレセプションスペース。チェックイン時にシャンパンが提供される。)

(プライベートビーチ。さりげなくスタッフがやってきてビーチチェアーにタオルを設置してくれる。またレストランスタッフが定期的に飲み物や食事のオーダーを聞きにきてくれるが、決して押し付けがましくない。ホテル宿泊者にはシュノーケリング、カヤックなどを無料で貸し出している。)

(プールサイドの天蓋付き個室スペースは、プライベート感がありGood。)

タークス&カイコス全般で使い捨て容器の削減を推進しており、ホテルのお部屋にも、ペットボトルのお水ではなく、保冷ボトルが配置されていました。氷とお水のディスペンサーが、共用部に設置されており、冷たい氷水を入れてビーチや島内アクティビティなどに持っていくことができます。

個人的にこの取り組みにとても感銘を受けました。

暑い屋外で飲み物を冷たく保つことも出来ますし、目の前に広がる綺麗な海を未来に向けて守っていくために、ゲストとして環境保護のために少しでもお役に立てるなら、とても嬉しいことだと思いました。

Ritz-Carltonに隣接するSeven Stars Resortホテルも、実際にタークス&カイコスを訪れた人たちから高い評価を得ているようです。

何を食べる?

名物料理

旅行者の増加に伴い、タークス&カイコスでは世界の色々な料理が食べられるとは言え、地元の名物料理を試すことが旅の一番?の楽しみと言っても過言でないですよね。事前のリサーチでは、近海でとれる「Conch(コンク貝)」を使った料理が名物とのこと。貝類が好きな筆者には嬉しい限り。もちろん海に囲まれているだけあり、新鮮なシーフードも堪能することができます。

(コンク貝の殻、ピンク色が特徴的です。)

かつての主要産業である海塩産業やサイザル麻プランテーションが衰退した時に、多くの人々が近隣国であるバハマやジャマイカに移住しましたが、1980年から1990年にかけてタークス&カイコスで観光業が栄えると、移住した人たちが再びタークス&カイコスに戻って来ました。

その際バハマやジャマイカの料理文化も持ち込まれたため、タークス&カイコスの料理にはこれらの国の影響を垣間見ることができます。コンク貝サラダコンク貝フリッターはバハマの影響を色濃く受け、ジャークチキンなどスパイシー料理はジャマイカの影響を受けているそうです。

(今回は食べられなかったジャークチキン 写真引用:https://www.visittci.com/providenciales/restaurants-and-dining/island-cuisine

またタークス&カイコスにあるビール醸造所Turk’s Head Breweryの地ビールがほとんどのレストランで提供されており、他の輸入ビールに比べると割安で味も劣らないので、もっぱらこの地ビールを頼んでいました。

Providenciales島のレストラン情報についてはこちら(英語)

チップ

まず会計(check)を依頼し、明細を受け取ったら「Service Charge」が加算されているか確認しましょう。一般的にService Chargeは10%〜15%と言われています。加算されていたら、チップは不要ですが、サービスが良ければService Chargeと合わせて15%〜20%になる程度にチップを置くと良いとのこと。Service Chargeが加算されていなければ、15%前後のチップを置きます。

筆者が滞在中に訪れたレストラン

Grace Bayエリア中心に筆者の評価とともに一挙紹介します。★5つが満点

Day 1-1 Skull Rock Cantina Mexican ★3.5 Grace Bay地区


とりあえずホテルから近く、失敗が無さそうで、気軽に食べられるメキシカンからスタート。さっそくコンク貝のセビーチェ「Conch Ceviche ($15)」を注文。普通に美味しかったのですが、至って普通のメキシカンな割に、メニュー全体的にお値段がちょっと高いかなぁと思いました。

 

Day 1-2 The Terrace ★3.5 Grace Bay地区
シーフードとお肉類をカジュアルなテイストで提供するバー&グリル。GraceBayの中心に位置しており、屋外の広々としたパティオ席で開放的な雰囲気が楽しめます。「Fish and Chips ($22)」を注文。 筆者の好きなタラではなく、違う種類の魚が使われていました。まずくはないが、すごく美味しいわけでもなかったです。衣が厚くすぐ剥がれてしまい、食べるの大変でした。雰囲気は良く、お値段も良心的なので、訪れるなら別のメニューをおすすめします。

 

Day 2-1 Hemingway’s Cafe ★4 Grace Bay地区
シーフードが続いてきたので、普通の朝食が食べたくなり、Grace Bayの西端にある、Hemingway’s Cafeまで歩きました。結構距離はありますが、朝の散歩がてら美しいビーチを歩いて行くとあっという間に到着。

朝食メニューから「Egg&Egg($13)」をスクランブルエッグ+ソーセージのチョイスで注文。 至って普通のベーシックな朝食が、シーフード続きのお腹にはありがたい。値段も良心的で、海が目の前に広がる最高のロケーション。お昼以降はコンク貝をお好みの調理方法(揚げる、炒める、サラダ)で提供している。朝食におすすめです。

 

Day 2-2 Da Conch Shack ★4.5 Blue Hills Road (Grace Bayから11.6 Km西)

夕焼けのビーチを楽しみたく、日没前に訪問しました。GraceBayのホテルからタクシーで15分($35ドル)ほど。名前の通りコンク貝をあらゆる形で楽しめるお店。どの観光情報にも「一度は行くべき」と推奨されている砂浜の上にあるレストラン。

お店の象徴としてコンク貝があらゆるところに飾られており、コンク貝のピンク色がテーマカラーになっています。入店しただけでワクワクする空間です。

シーフードを中心とした地元料理を提供。今回は「Pairates Pot (2人前から$50)」を注文しました。エビ、ロブスター、コンク貝をキャストアイロン鍋で煮込んだスープのようなもの。メニューには生姜と醤油のスープと記載がありましたが、トマトベースのスープって感じがしました。

少し塩気が強いかなと思いましたが、魚介類からうまみたっぷりのお出汁が出ていて、本当においしかったです!一緒についてくるコールスローサラダと豆の入ったご飯との相性もバッチリでした。但しこのメニューは水曜は提供不可とのこと。

今回の旅行で一番美味しいと感じた食事になりました。

GraceBayからやや離れているのが難点ですが、海のすぐそばというロケーショーン、豊富なお酒とシーフードメニュー(特に多彩なコンク貝メニュー)、味の良さと全体的に満足度が高く、ぜひ訪れるべきレストランだと思いました。

 

Day 3-1 Lemon 2 Go ★4.5 Grace Bay地区


GraceBayにある、お洒落な雰囲気のカフェ。コーヒーを始めとする飲み物、朝食用のベーカリー、サンドイッチ、ランチ用の軽食を提供しています。海は見えませんが、道路沿いに作られた屋外飲食スペースのインテリアセンスが抜群だと思いました。

ヤシの実そのままのココナッツジュースも売っています。今回はパワースムージーサンドイッチを注文しました。朝とは言え、すでに暑くなりはじめた屋外での栄養補給にスムージーは最適です。ちょっとコーヒーが飲みたい、小腹がすいた、そんな時にすごく使い勝手のいいお店だと思います。

 

Day 3-2 CORALLI (Ritz-Carltonホテル内) ★4 Grace Bay地区
ホテルのプライベートビーチでランチ。至って普通のハンバーガーを注文。普通に美味しかったです。2人で分けても十分お腹いっぱいになりました。

 

Day 3-3 Flamingo Cafe (Ricky’s) ★4 Grace Bay地区
タークス&カイコス最後のディナーは、夕日が綺麗なレストランとして有名なフラミンゴカフェへ。GraceBayの東端にあり、ホテルから30分ほどビーチを歩いてたどり着きました。とてもカジュアルなオープンエアーのレストランです。

コンク貝で締めるぞっと決意し注文したのは「コンク貝サラダ($15くらいだったと思います。)」1日目のセビーチェと基本そんなに変わらない味なのですが、コンク貝って貝特有の臭みがなく、確かな旨味もある。それでいて主張し過ぎず、他の食材とも相性が良い。サラダという名前ですがボリュームたっぷりで、筆者はビールにコンク貝サラダだけでお腹いっぱい、大満足でした。

ちょうど夕食を食べ終わる頃に日没となりました。ビーチでゆっくり日が沈む瞬間を見ることができました。壮大な自然のショーで感動しました。

 

Day 4-1 Beans & Leaves by Island Brew ★3.5 Grace Bay地区

滞在最終日、空港に向かう前にビーチを散歩し、再びスムージーが飲みたくなり立ち寄りました。タピオカ入り抹茶スムージーを注文しましたが、イメージしていた抹茶の味ではなく、チョイスを失敗しました。抹茶の味がほとんど感じられなかったです(涙)。

コーヒーは期待できそうな店内の雰囲気。

次回訪問時行ってみたいお店

今回訪問は叶いませんでしたが、気になったお店を備忘録を兼ねて記載します。


Coco Bistro – Grace Bayにある多国籍料理とカリビアンフュージョンのお店。島を代表する高級店。
Bay Bistro – Sibonne Beach Hotel内のレストラン。モダン多国籍料理とカリビアン。土曜と日曜のお得なブランチが有名。
Caicos Bakery – Grace Bayにあるベーカリー。丸い揚げパンのような(ハワイのマラサダみたいなもの?)が有名とか。

スーパーマーケット

筆者が宿泊したRitz-Carltonホテルの道を挟んだ向かい側に、割と大きなスーパーGraceway Gourmetがあります。ホテルやビーチ用の飲み物・アルコール、ちょっとした軽食が調達できます。ATMもあったので、現金を引き出したい時にも助かります。以下に地図を載せておきます。

終わりに
今回の3泊4日のタークス&カイコス諸島への旅で、美しい海に心身ともに癒され、リフレッシュすることができました。今回は訪れなかったProvidenciales島内に点在する多数の美しいビーチだけでなく、もう少しプライベート感のある他の島にも行ってみたいですし、出来なかったアクティビティ、食べられなかった名物料理(笑)があるので、また絶対に行きたいと思っています。

そしてこの美しい自然がこれからも守られることを願ってやみません。本記事がタークス&カイコス諸島に興味のある方に有益な情報を提供できれば嬉しいです。最後までお読みいただきましてありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました