こんにちは、ニューヨーク在住ブロガーのSkyです。
- 自宅で豆から挽いた美味しいコーヒーが飲みたい!
- でもそもそも、どんな道具が必要?
- 毎日使うものだから、使い勝手が良くて、デザインも素敵なコーヒー用品を揃えたい!
そんな疑問にお答えするため、わたしSkyが自宅で使用しているコーヒー用品を紹介する本シリーズ。これまで【1. コーヒーミル編】 【2. ドリッパーとフィルター編】をお送りしてきましたが、シリーズ最終回となる本記事では、3.電気ケトルと、4.(おまけ)マグカップを紹介します。
おさらいですが、私は一杯分ずつ豆を挽いて、紙のフィルターを使用しドリップコーヒーを作るペーパードリップ派です。
ただ製品を選ぶ時の参考となる情報も記載していますので、読者の皆さんがお気に入りのコーヒー用品を見つけるためのお手伝いができれば幸いです。
ー目次ー
Breville Smart Grinder Pro
Melitta 1cup用 ドリッパーとフィルター
3. お湯を沸かす: 電気ケトル←本記事
Fellow Stagg EKG Electric Kettle
4. マグカップ←本記事
Ember Mug2 14OZ
3. 電気ケトル
Fellow Stagg EKG Electric Kettle
美味しいハンドドリップコーヒーを淹れるためには、お湯を沸かすだけでなく、湯量を調節しながら狙ったところにお湯を注ぐことができるコーヒー用ケトル (ポット) が必須です。一般的なやかんや電気ポットは注ぎ口が三角形に大きく開いており、湯量の調節が難しいので大量のお湯が出てしまうことがあります。そうなると蒸らしの工程やそのあとの円を描きながらの流し入れが難しく、ペーパードリップには向いていません。
私はFellow社のEtagg EKG 電気ケトルを使っています。
この電気ケトルの良いところは、お湯の温度を設定できることです。
コーヒーには80〜95℃程度のお湯が良いと言われていますが、温度計や温度調節機能がない場合、いったん沸騰させてから、少し冷まして、感覚で温度を判断する必要があります。
一方このFellow社の電気ケトルはお湯の温度を57 〜100℃の間で、1度単位で設定することができ、電子パネルに設定温度や現在温度が表示されます。
設定さえ済ませてしまえば、勝手にその温度のお湯を沸かしてくれるで、忙しい朝には大変助かります。
デザインもシンプルで、非常に気に入っています。私はつや消し黒のバージョンを使っていますが、持ち手の部分が木製だったり、本体外部がステンレススチールのシルバーもバージョンなどもあり、どれも魅力的です。
注ぎ口は細口で、それほどS字にカーブはしていませんが、スッと細いラインで一定の湯量を狙ったところに注げます。容量は0.9Lなので、1-2人分のコーヒーを作るのには十分です。
1つ難点を言うと、少し重いと感じること。公式ホームページでは台座を入れて1.274kgとなっています。
コーヒー用ケトルを選ぶ時に考慮すべきは、以下のポイントです。
(1)電気式 or 直火式か?
電気式の利点は、電源さえあればどこでも使用可能なこと。そして温度設定機能があれば、希望する温度のお湯を確実に、かつ簡単に沸かすことができます。
保温機能や、空だき防止機能、タイマー機能など、さまざま機能により、より高い利便性や安全性を得ることもできます。
直火式の場合、ガスやIHなど、ご自宅の加熱設備に対応したものを購入する必要があります。
利点は家電感の少ない、クラッシックで、レトロ感のあるデザインが比較的多いように思います。
温度の把握が難しいという難点については、蓋の部分に温度計が付いたものや、別途温度計を買うことで対応できます。
電気式と比較して収納しやすいと思います。
(2)注ぎ口の形状、長さ
ポットの下部からS字型の細長い注ぎ口がついていることを確認しましょう。グースネックと呼ばれたりもします。この長さがあることで、安定した湯量を注ぐことや、細かい調整が効きやすいと言う利点があります。
(3)お湯の容量
自分が必要なお湯の量を沸かせることを確認しましょう。一般的にコーヒー1 杯が120ml-160mlですので、1杯分としては0.5L以上の容量があれば十分だと思いますが、+aで少し多めに見積もることをおすすめします。なぜならマグカップやドリッパーを事前に温めたりするためにもお湯が利用できるからです。
(4)デザイン
これは個人の好みになりますが、ドリッパーなど他のグッズとブランドを揃えるもよし。ご自宅のキッチンに馴染む、お気に入りの一品を見つけましょう。
(5)価格
各自のお財布と相談。
(6)その他
ケトルのふたを開けた時に、内部にすんなり手を入れる間口があれば、洗うのが簡単で手入れが楽になります。
1. 電気ケトルを使用するならぜひ温度設定ができるものをおすすめします。
2. 温度設定に加えて、保温機能、追い焚き防止機能、タイマーなどの追加機能は希望に応じて。
3. 注ぎ口がケトル下部から長くS字に伸びていることを確認。
私が日本にいたとしたら購入候補として考えるのは、Hario、 Kalita 、山善の電気ケトル中から温度設定ができる製品になると思います。
4. (おまけ)マグカップ – Ember Mug
Ember Mug(エンバーマグ)を一度使い始めたら、もう普通の陶器のマグカップには戻れません。
内臓されたバッテリーを充電することにより、コーヒーなどのホットドリンクを適温に保てる画期的且つ、デザインもおしゃれなマグカップ。「飲み始めから最後の一滴まで、コーヒーが冷めずにずっと温かいままだったら…」という悩みを解消してくれます。
こちらのマグカップの魅力は別記事で詳しく紹介しているのでご参照ください。
以上で本シリーズを完結したいと思います。
最後までお読みいただいてありがとうございます。
このシリーズが読者のみなさまのコーヒー用品選びの参考になれば幸いです。そして美味しいドリップコーヒーで、皆様の日々の生活に少しでも豊かな時間が訪れますように。