アメリカ在住Skyが美味しいドリップコーヒーを作るために、自宅で使用しているおすすめコーヒー用品を紹介【1. コーヒーミル編】

COFFEE

こんにちは、ニューヨーク在住ブロガーのSkyです。

  • 自宅で豆から挽いた美味しいコーヒーが飲みたい!
  • でもそもそも、どんな道具が必要?
  • 毎日使うものだから、使い勝手が良くて、デザインも素敵なコーヒー用品を揃えたい!

そんな疑問にお答えするため、このページでは、わたしSkyが自宅で使用しているおすすめのコーヒー用品を紹介していきます。

ちなみに私は一杯分ずつ豆を挽いて、紙のフィルターを使用しドリップコーヒーを作る、ペーパードリップ派です。アメリカではドリップコーヒーのことを「Pour Over」と呼ぶこともあります。

バリスタでもない一般人の私が、家でコーヒー豆を挽くようになったのは2017年のことです。

飲む直前に必要な分だけ豆を挽くことで、新鮮なコーヒーを楽しめるだけでなく、豆の産地やロースター(焙煎所)を調べたり、豆の挽き具合(粒度)による味の変化を試す、という楽しみも増えました。それ以来、リサーチを重ねながら少しずつ買い揃えてきたお気に入りのコーヒー用品を何回かに分けて掲載します。

あいにくほとんどの製品が日本での購入・使用はできないものです。(日本在住の方ごめんなさい。)

ただ製品を選ぶ時の参考となる情報も記載していますので、読者の皆さんがお気に入りのコーヒー用品を見つけるためのお手伝いができれば幸いです。

ー目次ー

1. 豆を挽く: コーヒーミル(グラインダー)←本記事

Breville Smart Grinder Pro

2. 挽いた豆を入れお湯を注ぐ: ドリッパーとフィルター

Melitta 1cup用 ドリッパーとフィルター

3. お湯を沸かす: 電気ケトル

Fellow Stagg EKG Electric Kettle

4. (おまけ)マグカップ

Ember Mug2 14OZ

1. コーヒーミル (グラインダー)

Breville Smart Grinder Pro 

実は今月に入り、3年半使用していたBrim Electric Handheld Coffee Grinderがついに寿命を迎えたので、ちょうど買い替えたところです。

なのでBreville Smart Grinder Proは私にとって2台目のコーヒーミルです。

コーヒーミルを買うと決めたら、まず決めなくてはいけないのは、「手動」と「電動」どちらにするか。それぞれメリット、デメリットがあると思いますが、私は電動を使っています。理由は、やはり時間の節約です。朝は何かとバタバタしていて、手軽な電動ミルに頼ってしまいます。

電動ミルを買うときに考慮すべきは以下のポイントです。

(1)ミルの形状
ミルの仕組みにも違いがあり、豆の粒度の均一性に影響してきます。一般的に均一性が高い(雑味の少ない)順から、「コニカル式」(コーン式、カット式)→「臼式」(フラットカッター式、グラインド式)→「プロペラ式」と言われており、価格もこの順で高→安となることが多いようです。

(2)豆を挽く荒さ(粒度)は調節可能?何段階?
ドリップコーヒーは中挽きの範囲で対応可能ですが、最低3段階程度(細挽き・中挽き・粗挽き)は調節できると良いと思います。
フレンチプレス(粗挽き)やエスプレッソ(超細挽き)もやりたいなら、この部分はしっかり確認しましょう。

(3)1回で何杯分の豆を挽くことができる?
1-2杯の少量から、10杯程度まで。希望のボリュームに応じて。

(4)ミル稼働時の音量
事前に試すことは難しいですが、商品レビューなどで参考になる情報を探せます。

(5)デザインや大きさ
各自の好み、設置する場所に応じて選択。

(6) 価格
お財布と相談、初めは手頃なものからトライしてみてもいいかも。

以前使用していたBrim Electric Handheld Coffee Grinderと新しく買ったBreville Smart Grinder Proを上記(1)〜(6)のポイントで比較しました。

Brim Electric Handheld Coffee Grinder Breville Smart Grinder Pro
(1)ミルの形状 コニカル式 コニカル式
(2)豆を挽く荒さ(粒度)は調節可能?何段階? 可(9段階)
取説を読むと細挽き(レベル1-2)はエスプレッソに適していると書いてあるが、全体的に粗挽きの仕上がりで、個人的にはエスプレッソへの対応は難しいと感じた。
可(60段階)
フレンチプレスからエスプレッソまで対応。ただしフレンチプレス(レベル58)で豆を挽いてみたところ、予想していたほど粗挽きにならなかった。(写真参照)
(3)1回で何杯分挽くことができる? 2杯まで(豆を入れる容器の容量-30g) 1杯から35杯程度まで(豆を入れる容器の容量-8oz=約510g)。1杯分の分量を調節する機能もあり。
(4)ミル稼働時の音量(筆者の感覚) わりと大きめ。かかる時間は長い。スイッチをオフにしないとミルは稼働し続ける。 音は小さく、かかる時間は非常に短い。必要分を挽き終わったらミルは自動でストップ。
(5)デザインや大きさ コンパクト、ミニマルデザイン、おしゃれ。 大きめ、常にキッチンカウンターにおいて使用。若干家電感はあるが、色味を工夫すればすっきり見える。
(6) 価格 $69.99 (メーカー直販ではないので、販売元によりもう少し安く買える場合あり。) $199.95
(メーカーサイトより)

今回Breville Smart Grinder Proを購入する決め手となった点は、

コニカル式ミルで、粒度の均一性が期待できたこと。(1)
粒度と1回で挽ける豆の量の、選択の幅が広いこと。(2)(3)
夫が同じBreville社製のエスプレッソマシンを4年ほど使っており、内蔵されているミルの音量がうるさくなくて、現在も性能が落ちていないこと。(4)
同じBreville社の製品で揃えることでキッチンに統一感が出ること。(5)

↑ミルの部分(コニカル式)

↑ドリップコーヒーに適した粒度レベル30で挽いた豆

↑フレンチプレスに適した粒度レベル58で挽いた豆(思ったほど粗くない!)

価格はお高めですが、使い方はとても簡単で性能も良く、現時点では大満足です。
耐久性はこれから確認していきます。

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(参考)他に最終候補に残った製品が、Baratza Encore Conical Burr Coffee Grinderです。こちらはBrim Electric Handheld Coffee Grinderと、Breville Smart Grinder Proの、ちょうど中間くらいの価格・性能で、レビューも比較的高評価が多かったです。

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今回はわたしが使用しているコーヒーミルの紹介と、製品を選ぶ際のポイントをまとめてみました。読者の皆さんの参考になれば嬉しいです。
次回「2. ドリッパーとフィルター」に続きます。

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